ツアー/クリニック ~帰国

一夜明けてコンサート翌日。

4/20、この日は僕の友人であるギタリスト西本祐介氏のはからいで福岡スクールオブミュージック専門学校(FSM)で特別講義でした。

学生達はアコースティックジャズばかりをやるわけではないので、「山野修作トリオ」の内容を昨日までとは一変しエレクトリック化!マットはエレベを持って来てなかったのでFSMでフェンダージャズベースをお借りして、僕はポールリードスミス。

マークは・・・別にエレドラを叩くわけじゃありませんが(笑)、昨晩までとは違ってサイズの少し大きなドラムセット。

曲も「スペイン」「枯葉」「チキン」などツアーでは全くやってない曲をやりました。

学生達にインスト音楽の楽しさ、ジャズの面白さ、学校でジャズを勉強する事の重要性等を伝える内容にしたかったのですがちゃんと伝わったかな(笑)。

お昼休みには学校の向かい側にある定食屋さんへ。

庶民的な感じのお店ですがマットとマークは普通の野菜炒めやちゃんぽんなどに大喜び!(いや、もちろん美味しかったのですが)、彼ら曰く「せっかく日本に来たんだからこんな感じのが食べたかったんだよね~」とのこと、それなら毎食「やよい軒」に連れて行けばよかった(涙)。

夕方早めにクリニックは終了したので、デパート「大丸」に行きたいというマットの要望でみんなで福岡の繁華街天神へ。

なんでもマットの故郷メルボルンにも「大丸」があるそうな。

その後本屋に行ったりユニクロ(たしかNYにもありましたがマット曰く品揃えが違う!とのこと)に行ったり。

そして、最後の晩餐は成田に迎えに行った時からマークが食べたい食べたいと言っていた寿司屋さんへ!マーク曰く「目の前で魚をさばいたり握ってくれるとこが良い」とのこと、回転寿司じゃダメって事ですな(笑)。

マットは生魚が苦手なのでサイドメニューも充実した寿司屋さんを齋藤さんが探してくれました。

非常に親切なお店で「酢めし」が大丈夫かテイスティングさせてくれたり、魚の名前を英語で教えてくれたり、押し寿司を作るところを目の前で見せてくれたり。

マットもマークもものすごく喜んでくれてとても良いディナーになりました。

そして翌日は2人をホテルに迎えに行き福岡空港へ!再会を固く誓って見送りました。

なんだかんだで短い間でしたが四六時中すっと一緒にいた2人が帰っちゃうと寂しかったですね。

まあしかし、またきっと彼らとは何らかの形で一緒に演奏できるだろうと信じてます。

それにしても2人とも本当にいい奴らだったな~~~。